八光自動車アストンマーティン神戸 | 2019.05

八光自動車アストンマーティン神戸 Car Showroom Aston Martin Kobe
八光自動車アストンマーティン神戸 Car Showroom Aston Martin Kobe
八八光自動車アストンマーティン神戸 Car Showroom Aston Martin Kobe
八光自動車アストンマーティン神戸 Car Showroom Aston Martin Kobe
八光自動車アストンマーティン神戸 Car Showroom Aston Martin Kobe
八光自動車アストンマーティン神戸 Car Showroom Aston Martin Kobe
八光自動車アストンマーティン神戸 Car Showroom Aston Martin Kobe
八光自動車アストンマーティン神戸 Car Showroom Aston Martin Kobe
八光自動車アストンマーティン神戸 Car Showroom Aston Martin Kobe
八光自動車アストンマーティン神戸 Car Showroom Aston Martin Kobe
八光自動車アストンマーティン神戸 Car Showroom Aston Martin Kobe
敷地概要
所在地: 神戸
敷地面積: 234m2

建物概要
建物用途: 展示場
構造・規模: 
延べ床面積: 234m2
神戸旧居留地の中に設定されたブティック型のショールームです。ボンドカーとしても知られるように、
気品とハイパフォーマンスを兼ね備えた特別な車を感じる空間を創りました。
世界的に各自動車メーカーともブランドによるCorporate Identity を強化する傾向にありAston Martin も
本国でスケッチによるデザインベースをつくり、それを全世界に展開するようになってきました。
以前は、ショールーム内の仕上げ材を規定する程度で具体的なデザインまでの規格化はありませんでしたが、
最近はどの自動車メーカーもデザインの標準化を進めています。車が持つキャラクターを特化し、
その特質に包まれた空間を創り、街にその空気感を押し出していくことを意図してのことです。

しかし、その車が持つ意味や個性が豊かなものであれば、外観はそれほど目立った奇抜なものである必要はなく、
むしろ街に馴染んだ絵画を鑑賞する上でのフレームを設定するにとどめることがよろしいかと思います。
内包する車を引き立て、周辺の環境、街並みの中にインテグレートする触媒として、ファサードは機能します。
居留地という個性が連なる街並みの中に個性豊かな特質を持ったショールームがオープンしました。
ファサードは街に溶けこむフレームとして設定され、その中に車の気品とパフォーマンスが充填されます。

私どもは今回、CIに沿っての具体的な空間、フレームづくりを実践したわけですが、感覚としては幼き時に感じた工作をする楽しさです。
ある決め事があり、その事象をある環境の中に意図を鑑みながら充填していく。そんな楽しさです。
それは環境の中にAston Martin という特別な車をまさしく展示していく作業に他なりません。