敷地概要
計画地:ブルガリア

建物概要
建物用途: シティセンター
延べ床面積:14,867㎡

ブルガリアのヴェリコという山岳都市のシティーセンターの計画で、国際コンペで応募した案です。
シティ―センターは大きな四角い骨組みで、都市の中の大きな広場に浮いているようにしてたちます。
その骨組みの下に、4辺それぞれ4.8mの四角い床がその広場の地上レベルに合うように位置します。
かつて土手であった敷地に可動式のスラブがスキップフロアをつくりだし、大きな会場が必要なときにはその可動式
スラブを移動させることで、その場で必要な大きな床をつくります。
つまり、イベントの目的によって、大きな骨組みの下のスペースは適応性のある場所となります。
普段、その環境はほとんど外部ですが、内部である必要があれば場所の機能ごとに膜を張ることもできます。
そのように場所を分割することで橋の高さから自然あふれる中央の公園まで広場を連続させることができ、近くの
集団街区の入口ともつながります。結果的に、ここは隣の敷地とともにほかの地区からの人々をひきつけるエントランス
となり得ます。