透かしの家 | 2001.03

透かしの家 Transparent House
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敷地概要
所在地: 大阪府八尾市
敷地面積: 93m2

建物概要
建物用途: 専用住宅
構造・規模: 木造(SE工法)
延べ床面積: 155m2

掲載誌
2001	日経アーキテクチュア 9-3
2001	メモ男の部屋 12
2002	新しい住まいの設計 07
2002	狭小住宅Part2 07
2003	モダンリビング 03 


2005	「まちなみ住宅」百選 入賞
敷地前面は4mの三叉路を形成し、敷地からわずかに振れた道が西へと伸びています。二つの中庭を建物と
一体化して配置し、ライトウェルとして機能させています。同時に西に伸びる道路を第三の庭として扱い、
この第三の庭に向っても建物は開放されています。
道路からガレージ上の二つの個室を通った光は中庭でさらに補強され、建物の最深部まで貫通します。
道路から光は入れるのですが通行人の視線は遮りたい。

また、余計な西日も入れたくない。このため、この開口部にはアルミ角パイプからなる縦格子を設けました。
アルミパイプの反射により日中はほとんど外部から内部を垣間見ることはできませんが、
中庭にはこのガレージの宙に浮く“スクリーン”を通して光が届きます。
この中庭には7mにも達する落葉樹(イヌシデ)を植えました。

また、テラスを兼ねた落下防止の透明樹脂グレーチングを2階レベルに設けています。
このグレーチングを挟んで2世帯のエリアが分離されます。