アートポリスプロジェクト応募案| 2018.08

アートポリスプロジェクト kumamoto artpolis project
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敷地概要
計画地:日本

建物概要
建物用途: 駅舎
延べ床面積:2500㎡
この駅に来たら心に響く環境の中、時間を過ごすことができる。ということを世の人に知ってもらう提案です。
当駅の環境は、今の都市に生活する人々が昔感じたことがある懐かしい憧れの場です。そんな時空の中、
半ば宙に浮いた自然にむき出しの寝床を重ねます。そこに行ったらとりあえずは眠ることができる。あまり形が
はっきりしない山並みのような集積の中に駅舎や欲された機能も紛れ込みます。猫タワーというものが世には
存在しますが、人タワーという透過する集積体の帯を提案します。阿蘇の山並みと帯は重なり合い、同化します。

素で泊まる。
寝床を棚状に積んだタワーを創ります。場所によってはシェアオフィスのデスクであったり、誰もが使える図書館
であったり、展示スペースであったりします。タワーは木集成材のパネルで構成され、階段を挟んだ2枚のパネル
が鋼棒にて緊結され基本的な構造となります。この基本構造を少しずらしながら帯状に並べていきます。連続する
タワーの構造は視線が透過する層となります。カプセルホテルをカスタマイズして木造で造ったようなものです。
一つ一つのセル(寝床)は山や岳、牧草地と対峙し、雄大な環境の中に浮遊し、あるいは
大地とつながります。日常の中、思い立ったらその環境の中に身を浸すことができる。都市とのバリアーがない
繋がった場所を町に作ります。提案は作り方を示すものであり、その使い方は多様です。